ナンパ記録③ 限界
バイトが思ったより遅く終わり、帰るよりは街に出たい気分だったので、Rくんを誘って出撃。下北沢でウロウロしてたけど、女の子少ないし道狭いので渋谷へ移動。
酒チャージのち、歩きながら先日のSちゃんへラインする。というのもなんと、あんなに楽しくラインしてたYちゃんがなぜか急に既読すら付かなくなったのだ。ブロック理由を聞いてくれとお願いするが、正直望み薄。最低ワンセックス、下手すればセフレを逃したかもということで、即への欲求が高まる。
昨日の反省から、今日は直接法メインで挑んだ。ガンシカもあったが、減っている!Rくんがかなり上達したみたい。
そして今日も、かわいい子に行く姿勢を崩さないのは我々の誇り。ブスとのホテル代出すくらいなら風俗行く!
そんな感じで、上手に目を合わせながら最初の声かけはできていったが、俺が上手く女の子を挟めず、逃げられてしまうのを繰り返した。不甲斐ない。
また、Rくんも「うるさい!」と女の子に言われたのをきっかけに萎える。ここで集中が途切れたので、一旦それぞれ相手のタゲを指名してソロを狙う方針に切り替える。
俺は目を合わせるのが上手くいかず、そんなに会話を続けられなかった。Rくんは立ち止まってる美女に自分から行き、けっこう盛り上がっていたが、彼氏待ちということで退散してしまう。
敗色濃厚。我々の力不足を知り、あと一往復でやめようとセンター街に再突入。ここで俺はせっかくだからと、さきほど思いついた作戦を試す。
今日、我々は芸人オープナーを使わなかった。結果として、目線や立ち位置に関する知見が得られたが、一方でやはり最初の印象がどうしても悪くなりがちだ。
そこで、芸人オープナーの弱点である連れ出しにくさを無視し、番ゲからの合コン狙いで逆3を狙い始めた。これぞピン芸人オープナー。
とはいえ俺は特に芸を持っていないので、「どんな単語を言われてもそれに関するすべらない話ができる」と銘打ち、「〇〇をやってる友人が〜」から始まってかつオチが単語と関係ない話を使おうと思った。そして、「よければライブ情報流すんで連絡先ください」という流れで番ゲしようかなと。
試してみると、やはり芸人オープナーはそれなりに食いつきがいい。特に、暇そうな子と目を合わせてから声をかければ、逆3でも余裕で立ち止まってくれる。
この方法で結局最後までネタを聞いてくれた、めっちゃカラフルな髪の女の子2人組がいた。しかし、先述のトークがほぼハマらず、オチのあとに「よいしょ〜」と拍手だけされてそのまま去られた。
ということで坊主〜
・反省
勝ち筋が見えてない。チームでの成功パターンを一度知れば一気に打開できそうだが、今はただ無理やり粘っている感じ。しかも粘れてないし。
ということで、今のままの俺とRくんで続けていても無理だとわかった。ただ、上達すれば相性のいいパートナーだなという感覚もお互いにある(と思う。)
まずは2人とも学び、引き出しを増やして、それから合流することに。
あと今日は、Yちゃんの件でちょっと凹んでいた。
彼女の話を聞く限り、あるいはナンパブログを読んでも、実際に渋谷を歩いても感じるのだが、世界はセックスに溢れてる。なのに、俺のもとに来たチャンスは転がり落ちていった。
絶対、もっとかわいい子をセフレにするぞ!!
この3日でRくんとの間に生まれた連帯感とともに、そんな強い決意が芽生えた。